営業や販売といえばノルマが大変。クレーム対応もしないといけないことや数字を追うこと、
色々な人と接する仕事のため、辛い仕事の一つというイメージもあるのではないでしょうか。
そのような仕事に繊細なHSPの人が向いているのか・・・
結論から言いますと人によります。もう少し詳しく言い換えるとHSPのタイプや売り込む商材にもよります。
一体どういうことなのか見ていきましょう。
HSPのタイプ
HSPには4つのタイプがあります。
①HSP・・・
内向的。繊細で刺激に敏感。
②HSE・・・
外交的。ただし、刺激に弱いのはHSPと同様。
③HSS型HSP・・・
刺激が好きで好奇心旺盛。でも疲れやすい。
④HSS型HSE・・・
リーダーシップが取れ、フットワークが軽い。HSS型HSPよりも疲れやすい。
以上がHSPのタイプです。
ちなみに私は③のHSS型HSPです。好奇心旺盛な飽き性で仕事が続かないのが悩みです。
刺激が好きなので旅行が好きで自然の綺麗な場所に行くことが多いですね。
そして刺激に弱いので帰宅後はグッタリしてますが、後日また刺激を求めています(笑)
HSPの私が営業・販売の仕事を選んだ理由
私が営業や販売の仕事を選んだ理由はずばり、コミュニケーション能力を磨きたかったからです。
学生時代の私は人間関係で諸々苦い思い出があった影響で最低限の人付き合いで済ませていました。
おかげで心が傷つくような出来事は少なかったです。しかし、ふと思います。
「このまま社会に出て仕事するようになったら詰むよね?」
社会人(ここで言うサラリーマン)になると関わりたくない人とも関わらないといけない場面も出てきます。
そこで何も対策、経験していないと確実に社会的に孤立し働きにくい環境になります。
自分の身を守るために私は新卒では営業・販売職として働くことに決めました。
営業・販売職で働いて良かったこと
営業・販売職で働いた経験をしましたが、働いて良かったことは
- コミュニケーション能力がついた
- 改めて世の中には色々な考えの人がいることを実感した
- 目標の数字を達成した時の達成感
- 商材に詳しくなったことで、プライベートでも役に立っている
・コミュニケーション能力がついた
ノルマ達成のために商材を売り込むためコミュニケーション能力は嫌でもつきます。
言葉の言い回しや咄嗟の対応力は今でも仕事内外で役に立っていますね。
・改めて世の中には色々な考えの人がいることを実感した
多くの人と関わる仕事でもあるため、学生時代の狭いコミュニティーからでは知ることができなかった人を良くも悪くも知ることができます。
それぞれの人に合わせた立ち振る舞いの大切さを実感しました。
・目標の数字を達成した時の達成感
営業数字を追いかけることは大変ですが、だからこそ達成した時の感動・安心感は計り知れません。
1日単位でどれくらいの数字を獲得すべきかを考えるため計画する力もつきます。
・商材に詳しくなったことで、プライベートでも役に立っている
私は携帯販売の仕事に携わっていたため、小難しい契約プランの仕組みを知ることができました。
おかげで、プライベートのスマホプランは賢く安く使えています。
営業・販売職で働いて困ったこと
私が感じた働いて困ったことは
- クレーマー対応が辛い
- 数字を追いかけるプレッシャー
- 売りたいものだけを売れるわけではない
・クレーマー対応が辛い
お客さん側に問題あるような理不尽なクレームに対して対応をするのも仕事の1つです。
時には心無い言葉を浴びることもあるので、上手く受け流す術を見つける必要があります。
・数字を追いかけるプレッシャー
ノルマを達成した時は嬉しいものですが、達成までの道のりは大変なものです。
会社によりノルマ未達の人への当たりが強かったりする会社もあるので
強い心と向上心が大切です。
・売りたいものだけを売れるわけではない
商材というのは世の中にたくさん存在しており、
お客さんに本当におすすめの商材だと思い営業できれば良いですが、
会社の利益のためだけに営業しなくてはいけないような商材の場合は、共感力の高いHSPの人には
身を削りながら営業することになるので営業商材は特に注意が必要です。
結果を出すために意識したこと
HSPの人はどのタイプでも以下の強みがあります。
- 慎重に考える
- 小さな刺激に敏感・気が付く
- 共感力が高い
思考が深くまで潜れるため、商材を売り込むための戦略やながれを考えることができます。
お客さんの僅かな表情や気持ちの変化を察する能力が高いため、臨機応変な対応ができます。
私も自身のこれらの強みを活かして営業・販売を行いました。
お客さん目線で営業をするため営業成績を出しつつクレームもほとんど発生しませんでした。
HSPの繊細さんと営業・販売職との相性は良い?
今回の本題である、HSPと営業・販売職は相性が良いのか?ですが
あなたの性格やHSPのタイプによると考えています。
内向型でも気持ちを割り切り営業をすれば問題なく仕事できます。
外交型でも刺激に弱いことには変わりないので自身をセーブすることができないならおすすめしません。
また営業商材も大切な要素です。あなたが売り込みをしても罪悪感のない商材であれば、
持ち前の共感力の高さで無理なく結果を出せますよ。
結論、あなた自身の考え方や商材がマッチしていれば活躍することができます。
まとめ
HSPの人は営業・販売職に向いているかについて、いかがでしたか?
あなたの性格やHSPタイプ、営業商材との相性が大切だと私は考えています。
人には向き不向きがあります。仮に入社したけど営業・販売職が合わなくて失敗しても大丈夫です。
お仕事との相性が合わなかったことが分かったという収穫があったのですから。
あなたに合うお仕事が見つかることを陰ながら応援しています!